株式会社フジみらい

HISTORY OF FUJIMIRAI フジみらいの歩みを知る。

1976

すべてはここから。

昭和51年5月1日、江﨑郁夫が
「フジ設計工務有限会社」を設立。
徳島市吉野本町一丁目 ビルの一角にて、
橋梁設計の下請会社として3名からスタート。
1977

昭和52年、測量業登録

創業の背景

郁夫氏が創業前に5年間務めた会社で受けた幹部研修での出来事が、会社を興すきっかけとなる。
幹部研修の修了試験の問いは「あなたの会社で作っているものは何ですか?」というひと言だった。
それに対して、郁夫氏は少し考えてから自分の名前を書いた。
仕事の中で作るものは構造物でもなく、設計図でもなく、製品でもなく、「自分自身」。
この考えがストンっと腑に落ちたと同時に、今の自分は「自分らしい自分」だろうか。自問自答した。
「創造的で自由にチャレンジできる環境の中で仕事に励み、仕事の中で『自分』をつくりたい―。自分の可能性を広げることができる会社をつくりたい―。」
働くなかでこの想いが次第に大きくなり、それから数年後に独立を決意。
創業時の想いが、後に経営理念となる「仕事を学びの場として、思いを込めた作品(自分)を創ります」として刻まれる。

起業を決意後、大学時代の恩師・沖津工学部長を訪問した。
そこで、会社の創立を報告すると先生は、
「江﨑くん、成功してくださいね」と迎えてくれた。
それに対して「成功の定義にもいろいろありますから…」と答えると先生は、
「私の言う成功とは、楽しく明るい会社を創ることですよ」
と笑って激励してくれた。
この沖津工学部長の教えから、社員が楽しく活き活きと働ける会社をつくることを心に誓った。

1986
昭和61年、創業10年
橋梁の下請を中心に仕事に打ち込むが、業績が伸び悩んだ10年。
社員の給料を稼ぐことが精いっぱいで、夢を考える余裕もなく、目先のことに追われる日々。

創業10年の
転機

ある日、元会社のOB会に参加していた坂本元社長から「江﨑くん、近欲するなよ」と諭すような言葉をかけられる。
この言葉が引っ掛かり、それからしばらくの間この言葉の意味を考え、これまでの10年を深く振り返った。当時は、
「うまく儲かる仕事」「楽に稼げるやり方」
ばかりを探し続け、いつか必ず大きなチャンスが舞い込むと本気で信じていた。
しかし、坂本元社長の「近欲するなよ」という一言に込められた意味を次第に実感するに連れ、
「楽に儲かる方法も、そんな仕事もない。正しいこと、当たり前のことを地道にコツコツやることこそが正道だ」
と、目を覚ます。
これを境に「当たり前経営」を決意。
下請け脱却、利益を社員に還元(決算賞与支給)、事務所移転(新築)計画、株式会社化、新規事業開拓などを社員に宣言し、5カ年計画を策定し、銀行に提出した。
創業の精神「【正直経営の精神】公明正大で当たり前の、正直な事業を展開したい」は、創業から苦労の連続だったこの10年間で実感・体得した学びとして、会社経営の根幹に掲げている。
1988
昭和63年、公益法人への施工管理業務開始(後に「発注者支援業務」として展開)
1989
平成元年、徳島市八万町中津山に本社事務所を建設、移転。
「株式会社フジ設計」に社名・組織変更。
1993
平成5年、GPS四国初導入
1994
平成6年、国土交通省から初表彰
GPSによる那賀川距離座標測量業務により、建設省(現在の国土交通省)四国地方建設局局長賞受賞

現在まで継承されている
思い

現在まで継承されている、
「花一輪の心遣いでお客様へ向き合う姿勢」

経営理念に掲げる行動指針のひとつ、
「私たちは、お客様や周りのことを先に考え、心をこめて行動します」
この理念には、当社が昔から仕事の中でお客様に向き合う真摯な姿勢や、相手へのお役立ちを考えた心配りを凝縮している。

それを象徴するエピソードのひとつが、初の局長表彰を収めたGPSによる那賀川距離座標測量業務。
本業務では、那賀川の約18キロに及ぶ広域の距離標の座標化を行うため、徳島では初めてGPS(現在はGNSS)を使用した基準点測量だった。
成果として求められたのは距離標の座標のみだったが、今後の役に立つように、より正確な標高を求めるためのジオイド高の推定も行い、成果と合わせて提出した。
現在は国土地理院が日本のジオイド高の推定(ジオイド・モデル)をフリーで提供しているが、当時はジオイド高を推定するためのデータ収集が行われていなかった時代。
より正確な標高を活用してもらえるように、お客様のことを考え、ほんの少しのサービスの気持ちで追加した。

また、成果には章項目ごとの目次を付け、通常の成果に加えて必要最低限の内容に特化した「概要版」まで作成した。
どちらもお客様が「見やすいように」「分かりやすいように」と、相手の目線に立った少しの工夫と心配り。

求められる成果を正確に期日内に提出するのは当たり前。
その「当たり前」に、「花一輪」の小さな心遣いを添えてお客様に尽くすこと。
これが、フジみらいの揺らがない信念だ。

1995
平成7年、建設コンサルタント業登録
1996

平成8年、創業20年

社員旅行で海外(ハワイ)へ
20周年祝賀会を開催
1998
平成10年、システム開発業務 開始
1999
平成11年、吉野川、旧吉野川、今切川堤防断面整理業務(GIS)により、建設省徳島工事事務所長賞受賞前年にスタートしたシステム開発の技術も取り入れ、「花一輪のサービス」としてお客様が見やすいように、地図と情報がリンクするシステムも成果として提供した。
2005
平成17年、橋梁メンテナンス業務開始
2006

創業30年の
転機

平成18年、創業30年

発注者支援業務の民間発注開始

時代背景

平成18年6月「競争の導入による公共サービスの改革に関する法律」が制定されたことにより、発注者支援業務が誕生。
行政が自ら実施する公共サービスに関して、民間でできることは民間に委ねるという施策に基づく。
技術者としてのコア部分を追求し、地元に精通した「技術屋」として当社技術員の活躍の場が拡大。

2011

平成23年3月、東日本大震災

平成23年、守りから攻めへ、単独経営から連携拡大へ舵を切る

「株式会社フジみらい」に社名変更

社員みんなから「新社名案」を募り、社員による投票で決まった社名。
お客様から「フジさん」と長く親しまれた愛称の「フジ」と、未来に向かう挑戦・希望・優しさを意味する「みらい」を合わせ、設計やコンサルタントという業種をあえて連想させない「フジみらい」と命名。

国土交通省より、5年連続表彰
2014

【平成26年度国土交通行政関係功労者表彰】

表彰事由:平成24-25年度 徳島道路巡回業務
2015

【平成27年度国土交通行政関係功労者表彰】

表彰事由:平成26年度 那賀川(調査・管理)技術資料作成等業務
受賞にあたり、お客様から「フジさんは、現場や管理者だけでなく全社が一体となって取り組んでくれているのがよく分かる」との言葉をいただく。改めて表彰の場で激励の言葉を受け、全社一丸となった「チーム力」を企業の強みとして、さらに「お客様満足」に向けて歩みを進めていく。
2016

【平成28年度国土交通行政関係功労者表彰】

表彰事由:平成27年度 那賀川(ダム関係)技術資料作成等業務

平成28年、創業40年

マリンピア沖洲に本社事務所を建設、移転
40周年祝賀会開催 ~社員&社員のご家族も招待して記念パーティ開催~
電力関連公益企業(民間企業)への新規営業・開拓、徳島と長崎での事業拡大
2017

【平成29年度国土交通行政関係功労者表彰】

表彰事由:平成28年度 那賀川(調査・管理)技術資料作成等業務

「創業の精神」「経営理念」策定

社員に一番浸透しているスローガン<考えろ やってみろ みんなのために>など、
それまで掲げていた社是を再整理し、創業者である江﨑郁夫が、創業期に描いた会社への夢、
お客様や働いてくれる社員みんなへの想いや願いを「創業の精神」として表し、
それを実現するために達成すべき目標や進むべき方向、社員の行動規範として「経営理念」を策定。
2018

【平成30年度国土交通行政関係功労者表彰】

表彰事由:平成29年度 徳島河川調査技術資料作成等業務
「とくしま環境県民会議」「平成長久館優良団体 優秀企業賞」表彰
日頃のボランティア・清掃等社会貢献活動や、若手の採用・育成等「人を大切にする経営、会社づくり」等が評価され、2つの賞を受賞。
2019

事業継承

令和元年、江﨑郁夫が代表取締役会長に就任、江﨑雅章が代表取締役社長に就任
2020
令和2年、高松営業所 開設