株式会社フジみらい

今回はフジみらいのボランティア活動に迫ります。フジみらいでは、会社全体で1年間を通じて様々なボランティア活動に取り組んでいます。その発起人でもあり、リーダーとなって社員に号令を発するのは江﨑会長です。
 今回初めて、ボランティア活動に取り組むようになった背景やきっかけについてお話を伺いました。

フジみらいの地域貢献

八万南小学校前の堤防は、春になると芝桜の鮮やかで美しいピンクや紫色に彩られます。実はここ、ほんの10 年前までは雑草が繁茂する堤防でした。平成21年からフジみらいが中心となって小学校の児童・保護者の皆さん、地域住民の方々と一体となって「八万子ども環境花いっぱいの会」事務局を立ち上げ、芝桜の植栽を始めました。長年の取り組みによって、今では毎年春先になると地域の人々の心を和ませるスポットになっています。この美観を維持・継続するために現在も地域貢献活動の一環として、定期的な除草作業を続けています。

この他にも仕事で密接に関わる吉野川や那賀川流域、国道の清掃活動など、一年を通じて様々なボランティア活動を実施しています。さらに本社があるマリンピア沖洲内では、毎週第2 ~ 4 水曜の朝30 分をかけてゴミ拾いだけに留まらず、路肩に生える雑草を抜いたり、草が根を張らないように土まで取り除いたり、コンクリートの隙間には土が溜まらないようにモルタル処理したりと、ボランティアの域を超えた活動へと成長しています。

ボランティアを始めたきっかけ

始まりは今から15 年前、代表取締役会長・江﨑郁夫氏が還暦を迎えて始めたゴミ拾いがきっかけでした。

「私が60 歳になった時に母が亡くなりました。農業をしていた母は、土をいじらないと1 日を終えられないような人でした。そんな母のことを考えていたら、自然と気持ちが土に向くようになり、道路の除土清掃やゴミ拾いを始めるようになりました」。 最初は少し勇気がいったようですが、いざ始めてみると人の目も気にならず、心が洗われたような清々しさと「少し社会に返すことができた」と喜びを感じたといいます。

「社会へ返せ!」という恩師の教え

「社会へ返せ!」。これは今から50 年以上前、江﨑会長が徳島大学在学中に学んだ言葉です。時代は高度経済成長期の真っただ中。石黒教授という方が特別講義にて「これからの日本はものすごい勢いで経済が発展し、社会が急激に変わるだろう。その発展の核心部は工学技術であり、諸君工学部生は大きな期待が寄せられ多大な国費が投入されている。その国費は君たちに未来を託す貧しい人々の税金だ。みんなは社会に出ればこのことを忘れず、社会に返さなければならない」と、説かれたそうです。江﨑会長はこのメッセージを重く受け止め、「社会に出れば、社会に返さねば」との思いを強く抱きました。今では仕事を通じてだけでなく、ボランティア活動でも「社会に返す」ことを地道に続けています。

ボランティアから学ぶ

「清掃活動を続けていると単なる作業ではなく観察する目も肥えて進化し、方法を工夫したり、活動の意義を考えたりするようになった。ボランティア活動は気づきや学びや工夫の材料が豊富にあり、心を育みます」と江﨑会長は言います。「たかが掃除、されど掃除。毎日の掃除を続けているとたくさんの気づき、学び、そして喜びを感じることができるようになり、そこで培った気づく力や考える力、感じる心は仕事の中にも活きる」と自身の経験から実感。ボランティア活動は人間形成の土壌になると信じ、社員とともに活動の幅を広げていきました。

「地域貢献は社会への共福活動でもあります。私たちは仕事の中でみんなで学び合い高め合うことを目指していて、特に掃除は自己を清め、高める、またとない学びの場なのです」。

  • 2019年9月号

    ボランティア活動

    フジみらいのボランティア活動は社員の気づきの場であり、願ってもない学びの場

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株式会社フジみらい

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