株式会社フジみらい

フジみらいは令和3年5月1日に創業45周年の節目を迎えます。そこで、今回は役員の皆さんに今までのフジみらいを振り返っていただくとともに、5年後の50周年に向けての抱負を語っていただきました。

タウトク)この度は45周年、おめでとうございます!改めて役員の皆さんにとって、フジみらいはどんな会社でしょうか?

左:執行役員 森本 浩治

家族のような温かさがあり、チームワークを大事にする会社です。発注者支援業務(技術資料作成等業務)では、3~4人、多いときは10人を超えるチームで進めますが、助け合いを大事にして、みんなで履行することをいつも目指しています。

左から2番目:執行役員 笠間 文雄

当社は昔から人柄が良い人、真面目な人が集まっています。お金儲けより、お客様のことを第一に考え「花一輪」を大切にしています。「花一輪」とは、お客様に求められる以上の仕事(サービス)を提供することです。創業者の会長からこの姿勢を学び早二十数年、もうすっかり身体に染みついています(笑)。
発注者支援業務は地域住民の安全で安心な生活を支え、守る仕事です。「お客様のために」「社会(徳島の地域住民の方)のために」を大事にする当社にとって、これ以上の仕事はないと思っています。

左から3番目:常務取締役 湊 克美

不思議なくらい人が良い会社です。仕事で困っていたら誰かが気づいて声を掛けます。どこからともなく人が集まってきます。人に優しく、仕事を諦めずにやり切るマインドが根付いています。

右から2番目:常務取締役 住瀬 哲也

仕事に対してみんな一生懸命で、お客様の困りごとを全力で解決します。中途半端な対応はしません。ついこの間もある現場から「18年前の議事録ないですか?」と連絡が入り、関係者で必死に探して見つけ出しました。普通は見つからないですよ。でも、現場やお客様からの要望には誠心誠意お応えするのが、当社の強みです。全員が「自分ごと」なんです。今まで先輩たちがお客様の期待に応えてきたことで、お客様が「○○さんにはすごいお世話になった」と、現場で後輩たちに伝えてくださります。それが脈々と受け継がれて「今」があります。

右から3番目:代表取締役社長 江﨑 雅章

当社はお客様や仲間への「思い」が本当に強い会社です。そこに同じ思いを持った人が引き寄せられるのではないでしょうか。会長や笠間部長、坂東部長など長くこの会社で勤めてこられた方々が、今の社風の土台をつくってくださいました。
会長は利益を先に考えず「頼まれたら行くぞ!」という人です。ひたすらお客様に向き合ってきました。だからこそ、当社にはお客様への思い、地域を守る事業に対する思いが強い社員が多いです。そして、社員同士もいい意味でおせっかいで、人への思いが強い。この雰囲気がフジみらいの宝です。

右:取締役 坂東 和代

「居心地がいい」「長く働きたい」と思える会社です。社員同士がお互いに自然と配慮し合えて、お客様にも誠実に向き合う。個性豊かな人が集まり、みんなが個性を活かしてしっかり仕事をこなしています。
また、新しいことに意欲的にチャレンジする会社です。お客様の困りごとにチャレンジして、1人では出来なくても、みんなで解決に向かっていきます。その積み重ねで会社が大きくなっています。「人」が仕事をするわけですから、大切なのは「人」。会長のチャレンジ精神が受け継がれて、良い人がたくさん入社してくれています。

:当社は今まで取り組んだことのない業務でも、お客様から頼まれたらチャレンジしますね。

江﨑:急な困りごとはだいたい笠間部長に相談がくるんですが、お客様も笠間部長なら絶対に断らないことを知っています(笑)。そんな信頼関係ができています。

タウトク)今、力を入れて取り組んでいること、これから取り組みたいことを教えて下さい。

江﨑:今、私たちの業界では技術者が不足しています。国が国土強靭化を進める中で、技術者の人財確保・育成が業界全体の大きな課題です。こうした背景もあり、当社も若手だけでなく、幹部・役員、社長の私も含めて会社全体が成長していく必要があると強く感じています。
当社には思いが強く、能力が高い社員がたくさんいます。そんな社員みんなの可能性を伸ばすために、人づくり、チームづくり、職場環境づくりに取り組んでいきます。

:社員一人ひとりが輝ける会社をつくることが目標です。「幸せで活き活きと仕事ができる会社、それがフジみらいだ」と言えるようになりたい。そうは言っても、仕事がきつい部署もあるのが現状です。技術者不足を解消するため、当社の考えに共感する人をもっと採用し、技術者として育てていきたいです。
また、会社の制度や仕組みが昔のままの部分があるので、現状に即した制度に切り替えるなど、令和3年度からは基盤づくりに特に力を入れていきます。トップダウンではなく、社員も参加してみんなが納得できるルールづくりを模索します。

住瀬:これからは後継者の育成、若手の育成にさらに力を入れて取り組みます。それから、発注者支援業務の仕事の魅力を発信することです。既存の社員にも十分魅力を伝えきれてないと思うことがあるので、全員に目を配り、仕事の意義を伝えていきたいです。

坂東:皆さんと同じで育成と、今と将来を見据えたルールづくりを進めたいと思っています。また、国からも働き方改革が謳われていますが、当社においても効率化や簡略化を進める必要があります。私たち役員が抱え込むのではなく、いろんな強みを持った社員の知恵や力を借りたり出し合えば、もっと良い会社になると思います。

笠間:今は人が増えて様々な業務がある分、育成やコミュニケーションなど以前は業務を通じて出来ていたことが、十分ではないところがあります。だからこそ、言葉で伝えることの重要性が増しています。私を含め役員それぞれが、自分たちの仕事のやりがいや魅力を社員に伝える時間を作っていかなければならないと感じています。

森本:技術者が少ない分、国内全体で仕事のチャンスがものすごく転がっています。これから数年で仕事の幅を県外にも広げていきたい。可能性はものすごくあるので、ワクワクしています。まずは四国全体で当社の活躍の場を広げることを目指します!

タウトク)それでは、5年後の50周年に向けての抱負を教えて下さい。

坂東:5年後には今の課題を焦らず着実に解決していたい。そのために、一人ひとりが活き活きと働ける環境づくりを重点的に進めます。為せば成る、みんなでやれば何でもできます!

住瀬:私のテーマは「つなぐ」です。45周年から50周年へつなぐ、社員やお客様と心をつなぐ、そして、会社の発展と繁栄につなげていきます。

森本:私が社員に伝えたいのは「自主自立」の特に自立。個が自立してこそチームワークを発揮できますし、自立がないと次の繁栄はありません。そのために、一人ひとりが自立することの必要性を伝えていきたいです。

笠間:2年前に社長が交代して新しい体制で進めていますが、改めて会長(前社長)の凄さをしみじみと感じています。それも踏まえ、これからは社長が先頭に立ち、昭和・平成・令和の考えを融合した新しいフジみらいの基礎を作る5年です。テーマは「フジみらい 第二章のスタート、さらなる躍進!」。今まで積み上げてきたものを土台として、新しいフジみらいを切り拓いていきたいです。

:抱負は「300人が輝く職場!」です。先ほども申し上げましたが、社員一人ひとりが輝く職場にしたい。若手も、苦労してきた人もみんなが輝いてほしい。そんな会社になれば、おのずと人が集まってきます。個人的な抱負は「俺がやる! 自分から動く!」。これは常に意識していて、動かないと本当に苦しくなってきますね。動いたら良くも悪くも結果が出て納得できますし、経験上、良い方向にいくことが多いように思います。

江﨑:40周年のときに本社をマリンピア沖洲に移転し、その頃から50周年を意識するようになりました。今いるみんなで素晴らしい50周年を迎えたいです。ただ、潰せていない問題もたくさんあって社員に負担を強いたり、お客様からクレームをいただいたりすることもあります。今の課題を解決して、もっと良い会社にして、当社のサービスで地域の安心・安全を守り、当社のサービスを徳島から四国へと広げていきたいです。
当社の社員一人ひとりの仕事への思いは「無限大」です。みんなの思いを一つに束ねて、まっすぐにお客様にぶつけていきます。


タウトク)今度は創業者である会長にお伺いします。45周年を振り返って印象深い出来事などがあれば教えてください。

代表取締役会長 江﨑 郁夫:創業後は下請けの仕事をしていて、社員が定着しない状況が続いていました。でも、創業から10年後の昭和61年に会社を大きく改善したことで、今のフジみらいがあります。会社として当たり前のことをしようと計画を立て、約3年でその計画をほぼ達成。ようやく企業としてスタート地点に立つことができたのがその頃です。ですから、昭和61年がフジみらいの大きな転機だったと思います。

タウトク)役員のみなさんから「チャレンジ」という言葉が頻繁に出てきました。フジみらいの大きなテーマになっていると思いますが、その由来を教えてください。

江﨑会長:創業前に勤めていた会社は良い会社でしたが、新しいことに挑戦する風土がありませんでした。そこで、「新しいことにチャレンジできる創造的な会社をつくりたい」と一念発起し、独立の道を選びました。会社の経営理念にある「考えろ やってみろ みんなのために」にもその願いを込めています。

タウトク)50周年に向けた会長の抱負をお聞かせください。

江﨑会長:「創業の精神」「経営理念」に描く会社像が5年前よりずいぶん具体的になってきました。5年後の50周年には、安定した会社、景気に左右されない自力で乗り越えられる会社にさらに成長しているはずです。そのためには、お客様や地域からもっと必要とされる会社になること、そして、本当の意味で社員の幸せを追求する会社をつくりあげること、そんなバランスの取れた会社を目指していきます。具体的な姿が描けたら、自然とそこに辿り着きます。人生にも会社経営にも100点満点はないですが、役員が気持ちを一つにして、社員とともに同じ目標・方向に向かって歩むことで、理想の会社づくりが実現できると信じています。

タウトク)ありがとうございました。改めて、45周年本当におめでとうございます。5年後の50周年を楽しみにしています!

  • 2021年5月号

    創業45周年 特別企画 

    フジみらい創業45周年を記念して、役員特別インタビュー!

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