株式会社フジみらい

フジみらいの広告掲載は6月号で最後となり、最終号は江﨑社長が紙面を飾ってくれています。社長に就任してからの4年間や求める人材についてお話を聞きました。

タウトク)江﨑社長は令和元年5月1日、専務取締役から代表取締役社長に就任されました。

江﨑:創業社長が代表取締役会長に、私が代表取締役社長に就任し、事業継承をスタートしました。今振り返ると、「こんな会社にしたい」という具体的なビジョンはなく、「よっしゃ!頑張ろう」との強い気持ちだけで社長のバトンを引き受けたように思います。先代の考えのもとこれまでフジみらいがやってきたこと、良いことを残しつつ、さらにより良い会社にしたいとの思いで社長業に取り組んできました。

タウトク)会社として、この4年間を振り返っていただけますか?

江﨑:みんなのおかげで売上、社員数ともに右肩上がりで、工事積算など新しい業務を毎年受注することができました。私たちの主業務である発注者支援業務というのは、今やっている仕事の評価が次の仕事に繋がります。いい仕事の積み重ねが大切なんですよね。フジみらいの社員はみんな真面目で、誠心誠意仕事に励んでくれています。その積み重ねが評価に繋がり、事業を広げることができました。
フジみらいの使命は、河川や道路などの社会インフラ事業を「行政の立場」で支援し、地域の安全・安心、みらい創りを担うことです。当社には「お客様の困りごとは絶対に断らない」という風土があり、その思いを継承し、高めてきた結果、お客様から必要とされる範囲が広がり、発注資料、工事積算、工事監督、維持管理まで一連のサービスで行政をサポートできる体制が整ってきました。「発注者支援コンサルタントになる」との目標を掲げて歩んできましたが、その力を身につけることができたように思います。
また、この4年間は、若手の採用と育成にも積極的に取り組みました。会社の可能性が見えているからこそ、積極採用を続けています。毎年、新卒・中途合わせて20名程度採用しており、各現場でなくてはならない若手が育っています。技術者は以前は職人気質なところがあり、当社も「見て覚えろ」の時代がありましたが、今は「若いメンバーを育てるのが自分たちの大事な仕事」だと考えてくれる社員も増え、会社全体で若手を育てる風土が養われつつあります。フジみらいの社員はみな優しくて面倒見がよく、本当に若い子を大事にしてくれているなあと実感しています。私にとっても社員一人ひとりが先生で、日々勉強させてもらっています。

タウトク)それでは、江﨑社長ご自身としてはこの4年間、いかがでしたか?

江﨑:コロナ禍での事業継続など初めて経験することばかり。一生懸命に社長業を務めてきたつもりですが、今振り返ってみると、目先の対応に追われることが多かったように思います。会社を根本からより良く変えていくこと、それが社長の仕事です。その視点で見るとまだまだですね。社長に就任する前から、「いい会社をつくりたい」「お客様の困りごとにフジのサービスで応えたい」「社員が活き活きと活躍する会社をつくりたい」という気持ちを持ち続けていますが、想いばかりが先行し、社長としてリードしきれておらず、いろいろとみんなに支えてもらいました。これから私がやるべきことは、自分が創りたい会社像を具体的に描き、幹部や社員みんなの声を聞き、目指す方向を一つにして、社員が主体的に活躍できる環境を創っていきたいと思います。

タウトク)積極的に進めている採用についてお聞きします。今、フジみらいはどんな人材を求めていますか?

江﨑:フジみらいの財産であり主役は人です。自由闊達な社風の中、様々な経験や技術を持つ個性豊かなメンバーが揃っていますが、全員に共通するのが「フジイズム」です。地域に貢献したい、お客様の困りごとに何が何でも応えたいという熱い想い、さらには周りで困ったことがあれば、自然と助け合う心。それが「フジイズム」なんです。私たちは、そんな「フジイズム」に共感いただける方を求めています。また育成においては、技術力だけでなく、お客様や周りの人との和を大切にし、責任ある仕事をし、「この人と一緒に仕事がしたい」とお客様から声がかかる人財を育てたいと思っています。

タウトク)これからフジみらいをどんな会社にしていきたいですか?

江﨑:フジみらいは、「お客様満足・社員満足・社会満足」の三方良しを理念に掲げています。まずは何よりもお客様満足。お客様が困ったときに寄り添い、課題解決する会社として、行政運営の重要な仕事を多く任せていただいています。これからも、しっかりとお客様の方を向いて、「圧倒的なお客様評価」を獲得し続け、新たな「困りごと」にも積極的にチャレンジしていきたいですね。そして、社員満足。今年度、組織体制を強化しましたが、各部門が管理者やチーフを中心にチームとしてまとまり、大変なときも明るい雰囲気でお互いを敬い、助け合いながら乗り越えていくチームを作っていきたいと考えています。また、一部のチームに仕事の負荷がかかっていますので、それも何とか改善すべく取り組んでいきたいです。社会満足は、仕事を通じての貢献だけでなく、会社だからこそできる地域貢献活動をこれからも積極的に行っていきます。長年にわたり地域貢献に尽力してきた会長のリーダーシップを見習いたいですね。
最後になりますが、フジみらいの良いところは、「お客様の為に自由にチャレンジできる風土」です。私はまだまだ「こうあるべき」という考えが強いので、社員みんなが思っている「こうしたい」をもっと聞き取り、任せて、一人ひとりが数多くの成功体験を積んでいける会社にしたい。一人ひとりの力をもっともっと発揮できる会社にしたい。それが、私の大きな目標です。

タウトク)ありがとうございました!

  • 2023年6月号

    フジみらいのこれから

    フジみらいの財産であり主役は、社員一人ひとりです

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