株式会社フジみらい
人事企画課 採用担当 桟敷(サジキ)/村部
〒770-0873 徳島市東沖洲一丁目6番地1
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令和4年度、フジみらいは徳島河川国道事務所 河川工務の発注者支援業務を初めて受注しました。今回はその技術一課のメンバーに集まってもらい、初受注ゆえに苦労したこと、仕事のやりがいなどを教えてもらいました!
タウトク)技術一課の責任者である技術課長の原地さんにお聞きします。みなさんの仕事の内容を教えてください。
原地吉嗣(写真右/技術一課 技術課長、48歳)
私たちは国土交通省 徳島河川国道事務所に勤務し、河川工務に関わる発注者支援業務に携わっています。発注者支援業務とは公共工事などで発注者を支援する仕事で、発注者(国土交通省の職員の方)の様々な日常業務をサポートします。
管轄している河川は吉野川や旧吉野川、今切川です。堤防や水門、樋門を造ったり、漏水や耐震対策の事業を行う上で必要な、工事を発注するための資料作成や関係機関との協議、工事が始まれば監督する出張所との調整など、様々な業務で国土交通省の職員の方の補助をしています。
タウトク)この1年、新規業務のリーダーである技術課長を務めて、昨年までと意識面で変わったことはありますか?
原地:今までは「自分がやる」というスタンスでしたが、周りのメンバーのことをよく見るようになりました。「この仕事はこの人に向いているかな?」と考えながら依頼したり、しんどそうな人がいれば声をかけたりしています。
タウトク)仕事のやりがいは?
原地:工事があって、重要構造物ができる。仕事の成果が分かりやすいのがこの仕事の魅力であり、完成したものを見るとやりがいを感じますね。
タウトク)苦労したことは?
原地:フジみらいとして初受注であり、私としても初めて経験する仕事でしたから、スタート当初はしんどかったです。経験のある相原さんに頼りました(笑)。
相原:私は那賀川河川事務所で、ダムの発注者支援業務の工事担当を8年間務めてきました。徳島河川国道事務所で行う工事は県内でも規模が大きいですが、これまでに培った経験でなんとか乗り切ることができました。
タウトク)それでは、新規業務でチームリーダーを務めている相原さんにお聞きします。苦労したことは何ですか?
相原勝(写真左/技術一課 チームリーダー、42歳)
この仕事を受注し、まずはメンバー集めからのスタートでした。フジみらいには河川工務の経験者が少なく、その中でもよりすぐりのメンバーを集めて臨みましたが、やはりチームとしての経験不足がいちばんしんどかったですね。まずは3年頑張って、後輩を育成したいと思っています。
個人として苦労したのは、チームリーダーとして全体を見なければいけない中、なかなかその役割を果たすことが出来なかったことです。初めてのチームリーダーでしたが、もっと周りに目を配らないといけなかったな、と思います。業務に集中すると、周りから話しかけにくいオーラを出してしまっているみたいで…。それも少しずつ改善したいと思っています。
松下:私はタイミングを見て相原さんに話しかけるようにしていました(笑)。
相原:いつも気を遣ってもらってありがとう(笑)。
タウトク)やりがいを感じたことは?
相原:これまでの経験が否定されず、しっかりと活かされるカタチで、この1年務め上げることができたことです。また、規模が大きい現場を目の当たりにして、単純に嬉しかったですね。今、長い区間の堤防を造っていますが、完成した姿を見るのが楽しみです。
タウトク)メンバーの鈴木さん、松下さんにお聞きします。この1年を振り返り、成長したこと、学んだことを教えてください。
鈴木秀一(写真中央左/技術一課、39歳)
工事の発注に必要な資料作成において、能力が上がったと実感しています。CADやエクセル、パワーポイントといったソフトを使用しますが、スピードが格段にアップし、よりキレイに作れるようになりました!
学んだことは、一つ一つの仕事をただこなすだけではダメだということです。仕事の中身を理解した先に成長があるんだな、と思うようになりました。最初は分からないことでも、中身を知っていくことで次々と分かるようになり、より理解が深まるんです。
相原:点と点が繋がって線となり、線と線が繋がって面となる、ということだと思います(笑)。
鈴木:キレイにまとめていただいて、ありがとうございます(笑)。
タウトク)松下さん、いかがでしょうか?
松下拓郎(写真中央右/技術一課、22歳)
私は新卒で入社し、最初の1・2年は工事監督支援業務の現場技術員のサポート役をしながら仕事を覚えてきました。入社3年目で新規業務の技術一課に配属され、工事の技術資料作成に携わるようになりましたが、「工事の裏でこんなやり取りがあったんだ」と、現場では見えなかった部分が分かってきました。それにより、今まで経験してきた現場の仕事の理解も深まったように思います。
タウトク)それでは次に、技術一課のメンバー皆さん同士で、お互いの印象について教えてください。
原地:相原くんは一本筋が通っている人。何か問題があってもブレないんです。しっかりとしてて真面目ですし、「彼に任せたら大丈夫」くらい信頼しています。
鈴木くんは工務の仕事は初めてですが、めげずにチャレンジする精神がすごい。フットワークが軽く、「手伝いましょうか?」などいつも周りのことを気にかけてくれています。
松下くんは良い意味でマイペース。若いのに、慌てる姿をあまり見たことがないですね。これからの成長に期待しています。
相原:松下さんは内心バタバタしていると思いますよ(笑)。
松下:笑。
相原:原地さんは知識量がハンパない。「そんなことまで知っているんですか!」というくらい知識の幅も広いんです。分からないことがあれば原地さんに聞けばOK…、ドラえもんみたいですね(笑)。頼れる人がこのチームのリーダーでありがたいです。あと、家族思いな方でもあります。
鈴木くんはフットワークがものすごく軽い。難しそうな局面にも、自ら突っ込んでいくんです。コミュニケーション力も抜群で、彼がいると場の空気が和みます。うらやましいですね! 原地さんが大きく包み込んでくれる存在なら、鈴木くんは潤滑油のような存在です。
松下くんは良い意味でも悪い意味でも若い! でも、今の年齢でこれだけ礼儀正しく対応できるのは素晴らしいですね。自分が彼と同じ22歳だった頃のことを考えると…すごいですね(笑)。彼が30歳になったときには、自分のはるか先を歩いている人になっているんじゃないでしょうか。
鈴木:原地さんはとにかく何でもできる方で、知識量がすごい。何を聞いても対応してくださります。私は本社勤務から技術一課への異動で不安でしたが、周りの人がみんな「原地さんがいるなら大丈夫!」と言っていました。まさにその通りで、チームの精神的支柱です。
相原さんは仕事に取り組む姿勢がカッコイイ! 国土交通省の職員の方からの信頼も厚く、何かあれば頼りにされています。フジみらいの若手が目指すべき姿が相原さんだと思います。
松下くんは若いのにしっかりとしていて、私の話にも合わせてくれます。17歳差ですが、ジェネレーションギャップを感じさせないですね(笑)。仕事も一生懸命に対応してくれています。
松下:原地さんは私がこの部署に配属されて、初めてお話しました。フジみらいのベテランで固い方というイメージを持っていましたが、実際は気さくでユーモアのある方。仕事で困ったときに相談すると即答してくださるし、すごく頼りにしています。
相原さんは安心感がすごい! 日々の仕事で一番お世話になっている方です。工務の経験が豊富で、何かあればまず相原さんに相談しています。これからもこの仕事を続けていき、相原さんのような技術員になりたい。私が目標としている先輩です。
鈴木さんはコミュニケーション力が高くて、私よりもフレッシュで元気な方。出勤から退勤まで、ずっと明るいんです(笑)。また、面倒な仕事でも率先して引き受けている姿を見て、良い刺激をいただいています。
タウトク)最後の質問です。来年度の目標を教えてください。
原地:私は令和5年度から管理技術者になります。他のメンバーがより円滑に仕事ができる環境を作りつつ、しっかりとフォローしていきたい。それがすべてできれば、私の100点満点です。
相原:来年度は、より難しい局面をチーム全員が経験するだろうと予測しています。大変ではありますが、それをみんなが経験することに大きな意義があると思っています。長い目で見ると、そんな経験こそが活きてきます。若いメンバーにもしんどい経験をしっかりと積んでほしいと願っています。
それから、私は周りに壁を作るオーラを減らしています(笑)。チームの雰囲気作りにより励んでいきたいですね。
鈴木:去年の7月からこの部署に配属されましたが、まだまだ知識が不足しています。広い範囲で知識を深めて、少しでも先輩たちに近づけるよう、どんなことにも挑戦したいですね。
松下:私は他の先輩たちに助けていただくことが多く、その分みなさんの仕事を増やしてしまっています。自分のキャパシティを増やして、自分の担当は自分で処理できるようになる。それが直近の目標です。そして、ゆくゆくは相原さんのようになりたいです!
原地:松下くんには、さらに後輩のフジみらいの若手が目指す、次の背中になってもらいたいですね。
タウトク)みなさん、本日はありがとうございました!
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