株式会社フジみらい

入社2年目の「若手社員特集」も、いよいよ今月号で最終回となります。最後に誌面を飾ってくれるのは、北野景士さんと川人圭さん。北野さんは人文学部 心理学専攻から就職を機に「土木の道」を選びました。一方、川人さんは同期の中で唯一の建設科卒。研修期間中、土木の基礎部分では同期を一歩リードしていましたが、現場に出ると知らないことのほうが多く、勉強の連続だと言います。
スタート地点で少しの差はあったかもしれませんが、一人前の「技術者」を目指し、今では同じように肩を並べています。そんなふたりにとって入社からこの1年は、どんな日々だったのでしょうか。

タウトク)今担当している業務内容を教えてください。

川人圭さん(20歳)徳島市出身、つるぎ高校 建設科卒(写真右)

私はつるぎ高校の建設科を卒業後、昨年4月にフジみらいに入社しました。
現在は国土交通省 徳島河川国道事務所 吉野川美馬出張所に勤務しています。そこで、発注者支援業務の工事監督支援業務に従事する先輩方のもと、工事書類の作成やチェックのポイントなどを教わりながら業務を覚えている段階です。まだまだケアレスミスが多く、上司の別所さんにご迷惑をかけてしまっています。特に数字を扱う業務にはなかなか慣れることが出来ていません。ですが、別所さんに質問して教えていただくことと「気合」で、なんとか日々対応しています。

担当技術者の先輩方は、発注者である国土交通省の職員の方と、受注者である民間業者の方との間に立ち、工事が円滑に進むようにサポートをされています。監督支援業務では、担当工事の竣工まで見届けることが出来ます。友だちや家族に「この工事に関わったんよ!」と胸を張って言えるようになったら、ものすごいやりがいになると思います。

北野景士さん(23歳)阿波市出身、京都先端科学大学 人文学部卒(写真左)

私も川人くんと同じで昨年4月に入社し、川人くんとは同期になります。現在は徳島河川国道事務所の計画課(道路)で勤務しており、技術資料作成等業務に携わっています。昨年7月中旬頃から計画課(道路)に配属され、もうすぐ1年を迎えます。
今の私の課題は「上司へ報告するタイミング」です。仕事がいくつか重なったり先輩が忙しそうにしていたりすると、ついつい「後で報告しよう」と後回しにしていまい、前の仕事の報告をうっかり忘れてしまっている・・・ということが何度かありました。自分のペースで仕事するのでなく、しっかり周りの状況をみながら仕事を進められるように改善しなければなりません。
また、私も川人くんと同じで数字が苦手です。「ここはなぜこの数字なのか?」という根拠が分からないことが多いので、先輩に教えてもらって何とか乗り切っています。

タウトク)入社2年目で、今年チャレンジしたいと考えていることは何ですか?

川人:約1年、担当技術者の先輩方に仕事を教わってきましたが、まだまだ工事監督支援業務本来の仕事が出来るレベルには到達していません。早く仕事を覚えて、先輩方のような「担当技術者」になりたいです。「担当技術者」になるためには、知識や経験はもちろんですが、資格も必要です。昨年は資格勉強が十分に出来なかったので、今年は必ず資格を取得します!

北野:私も今年は、技術士補の資格取得を目指して勉強しています。自分の仕事の幅を広げるためにも、川人くんが言うように「担当技術者」となるためにも資格は必須です。後輩もたくさん入社してきていますし、先輩として後輩にしっかり背中を示したいと思います。
仕事の中では自分の力不足、知識不足を感じることばかりです。まずは、上司や先輩たちと国土交通省の職員の方との会話の輪に、自分もできるだけ早く加われるようになりたいです。

タウトク)現場では、どんな先輩に指導してもらっていますか?

川人:普段お世話になっている別所さんは、厳しく指導してくださるときがあれば、楽しく趣味や家族の話をしてくださるときもあります。時に厳しく、優しくもあり、尊敬できる先輩です。自分の仕事を進めながら、自分たち後輩が先々困らないように細かくサポートしてくださっているのが分かるので、本当にありがたい存在です。

北野:昨年の現場着任時からチームリーダーの熊田さんにお世話になっています。熊田さんはこだわりを持って仕事をされているベテランの技術者です。昨年度末、仕事がバタバタし、帰りが遅くなる日が続きました。熊田さんご自身も忙しいのに、そんな時でも丁寧に優しく、時にはユーモアも交えながら教えてくださいました。その時間があったからこそ、仕事のポイントを理解することができたように思います。お忙しい中、熊田さんに負担をかけてしまって本当に申し訳なかったのですが、私にとってはとても大切な時間になりました。

この4月からは堀江さんの担当ラインでも業務を教わっていますが、おふたりとも「分かりやすい資料を、できるだけ早く作成することを心がけている」と教えてくれました。私も熊田さんや堀江さんのような、それができる技術者に成長したいです。

タウトク) 良い先輩方のもとで仕事が出来ているのですね。では、おふたりにとって同期の存在は?

川人:コロナ禍のためみんなで飲みに行ったりすることは控えていますが、時々ちょっと集まって悩みを相談し合ったりすることはあります! 仕事のアドバイスをもらったり、プライベートの話をしたり、同期の仲間たちは私にとって大きな存在です。何でも言い合える仲間がいるのは心強いですね。

北野:ちょうどその時、僕も声を掛けてくれていたのですが、先約があって参加出来ませんでした。でも、先日の健康診断で本社の情報システム課で働いている同期の中川くんと偶然会いました。お互いの近況報告をし合ったりして、いい刺激になりました。川人くんが言うように「悩みを相談し合える人がいるのは、大事なことなんだなあ」と、しみじみ思いました。

タウトク)それではここで、同期としてお互いの人柄について教えてください。

川人:北野くんとは本社での3カ月の研修期間、席が隣でした。北野くんは何でもスムーズにこなせる人で、研修中には何度も北野くんに助けてもらいました。測量や土木用語は高校時代に習ったこともあり、少しはみんなをリード出来たかなと思いますが、発注者支援業務は自分の想像以上にパソコンスキルが必要だと入社して初めて知りました。特にエクセルは使ったことがなかったので習得が大変だったのですが、北野くんは根気強く、何度でも優しく教えてくれました。あのときは本当にありがとうございました!
同期の中では北野くんはみんなを引っ張る存在でした。尊敬しています!

北野:川人くんは愛されキャラで、何もないところから笑いを生み出す才能があります(笑)。研修では2班に分かれて議論をするグループワークがありました。そこで川人くんは積極的に発言するのですが、まとまりのないことをドヤ顔で言うから、周りはよく固まっていました(笑)。それが特に面白かったですね。でも、一生懸命な姿勢が伝わってくるので憎めない存在です。これからも、どんどんイジりたいと思っています!

川人:みんなの緊張を緩和するために、あえてですよ!

北野:狙っていたのかどうかは分かりませんが、彼がいると場の雰囲気が和むのは間違いありません(笑)。

タウトク)それでは最後の質問です。将来的な目標を教えてください。

川人:まずは「担当技術者」になって、業務をしっかり回せるようになることです。5年後くらいには後輩を指導できる立場になりたいと思います。そして、ゆくゆくは配属先のチームリーダーになりたいです!

北野:今は上司や先輩に頼りっぱなしですが、早く担当技術者になって、公共事業に貢献できる人間になりたいです。私も3年後には、後輩を指導できる、頼られる技術者になりたいと思います。

タウトク) 今日はありがとうございました!目標を語るおふたりの顔はキラキラしているので、きっと実現できると思います。応援しています!

  • 2022年7月号

    未経験からの挑戦

    早く一人前になって公共事業の一翼を担い、地域に貢献したい!

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